歯周病・インプラント周囲炎に予知性を
いま、ここで、すぐ知りたい、伝えたい
P C R 検査をもっと身近に、簡単に
約18分
PicoGene
試薬・PicoGene
歯周病・インプラント周囲炎の原因菌
red complex
まとめて一度に
検査
手技に依存しない
唾液検体
でスムーズな検査
検査結果をもとに
リスク判定
(日本歯周病学会のガイドラインに準拠)
 
※Fernandes GVO, et al.: Revisiting Socransky’s Complexes: A Review
 Suggesting Updated New Bacterial Clusters (GF-MoR Complexes) for
 Periodontal and Peri-Implant Diseases and Conditions.Microorganisms
 (2024); 12(11):2214.
システム構成
System Configuration
PCR試薬
独自技術で検体の煩雑な前処理が不要に
悪玉3菌の迅速スクリーニングを実現
個別検査にも対応
red complex簡易検査キット
red complex精密検査キット
Pg菌精密検査キット
※要冷凍:本製品は家庭用冷凍庫(-18℃)で保管ください。
 
モバイルリアルタイムPCR装置
据え置き型で場所の制約が大きいPCR装置をハンディサイズで持ち運び自由に、
臨床現場即時検査を可能にしたPCR装置。
マイクロ流路で試料が高温・低温間を往復する独自の温度制御法により、
サイズダウン・低消費電力・高速化を実現。
項目 仕様
装置名 PicoGene PCR1100
本体サイズ 200×100×50mm
重量 約560g
電源 100-240V 50/60Hz(ACアダプター付属)
5V3A(USB給電ケーブル付属)
サンプル数 1
測定チップ 76×26×3mm(別売)
項目数 最大3項目
インターフェイス Bluetooth®(Ver3以降) ※PCと接続可能
専用USBメモリー付属
対応OS Windows® 10(32bit/64bit)Windows® 11(32bit/64bit)
付属品 CD-ROM(PCソフトウエア等)、クイックスタートマニュアル、ACアダプター、USB給電ケーブル
 
QUONクラウド
PCRの結果を入力することで歯周病のリスク判定を表示、
過去の検査データとの比較や患者向け説明資料の出力も可能なクラウドシステム
※日本歯周病学会の「歯周病患者における抗菌薬適正使用ガイドライン」に準拠し、口腔内総菌に対するred complexやPg菌の割合でリスクレベルを判定。
判定基準は以下の通り。なおハイミドルリスクは、ガイドラインの他の判定基準から推定し、iCATが独自に設定。
  ハイリスク ハイミドルリスク ミドルリスク ローリスク
red complex 5%以上 0.5%~5% 0.1%〜0.5% 0.1%以下
Pg菌 1%以上 0.1%~1% 0.01%〜0.1% 0.01%以下
 

red complex簡易検査リスク判定

red complex詳細検査リスク判定

患者管理
操作説明動画
Operation Instruction Video
QUON Perioシステム説明マニュアル
QUONクラウドマニュアル
ピペット基本操作方法
QUON Perio検査方法
エビデンス
Evidence

2つのエビデンスとして、(1)red complex3菌の合成DNAによるQUON Perioの精度を示すエビデンスと、(2)純培養されたred complex3菌をヒトだ液に混ぜ、QUON Perioと高精度なリアルタイムPCRとの比較検証のエビデンスを示す。

エビデンス1.合成DNAによる検証

概要

red complexの3菌(Pg菌、Td菌、Tf菌)のDNAを滅菌水にて段階希釈。既知のDNAコピー数(菌量:cell/ml)の試料を作製。QUON PerioによるリアルタイムPCRを実施。蛍光シグナルが閾値に達するサイクル数(Ct値)を各濃度で計測することで検量線を作成。QUON PeiroのリアルタイムPCRシステムの相関係数(R2値)が1.0に近く直線性であることから、高い定量性を有することが示された。

    <参考>

  • Ct値:Threshold Cycle(サイクル閾値)。反応の蛍光シグナルがThreshold Lineと交差する時点のサイクル数。DNAの初期コピー数の算出に使用できる。
  • 検量線:既知濃度の段階希釈物を使用し、実験試料中のターゲットテンプレートの初期開始量を決定することで、菌量を求めることが出来る。
  • 相関係数(R2):R2値は検量線の直線性を反映し、データの精度指標。R2値は1に近い値(直線性)が良好な数値。

材料と方法

  • DNA:red complexの3菌(Pg菌、Td菌、Tf菌)のDNAを購入
  • 試料:購入業者のプロトコルに従って滅菌水にて段階希釈し、既知のDNAコピー数(菌量:cell/ml)の試料を作製。
  • 計測:QUON Perioの試薬である①red complexをまとめて簡易的に計測する「簡易検査キット」と、② red complexを個別で精密に計測する「精密検査キット 」の各々を用いて、 QUON Perioの装置によるリアルタイムPCRを実施。
  • 検量線:蛍光シグナルが閾値に達するサイクル数(いわゆるCt値)を各濃度で計測。検量線を作成し、相関係数を求めた。

結果

リアルタイム全てのred complexの3菌(Pg菌、Td菌、Tf菌)において、相関係数(R2値)が1.0に近い値を示した(直線性を示した)。

① 簡易検査キット(3菌まとめて)

簡易検査キット製品
Pg Td Tf菌 グラフ
red complex ピラミッド

② 精密検査キット(3菌個別で)

精密検査キット製品
Pg菌グラフ
Td菌グラフ
Tf菌グラフ

結論

QUON Perioの「簡易検査キット」ならびに「精密検査キット」が、red complexの3菌(Pg菌、Td菌、Tf菌)において精度高く計測できることがわかった。

エビデンス2.培養菌/ヒトだ液による高精度リアルタイムPCRとの比較検証

概要

純培養したred complex3菌(Pg菌、Td菌、Tf菌)を「ヒトだ液」にて段階希釈。既知の菌量(cfu/チューブ)の試料を作製。QUON PerioによるリアルタイムPCRと、大阪大学大学院歯学研究科 予防歯科学講座の研究で用いられている高精度なリアルタイムPCRシステム(装置:Rotor-Gene Q、QIAGEN社)と、検量線の直線性を比較検証。結果、 QUON Perioのシステムが高精度なリアルタイムPCRシステムと同等の高い精度を示すことがわかった。

材料と方法

  • 培養菌:大阪大学大学院歯学研究科 予防歯科学講座で純培養されたred complexの3菌(Pg菌、Td菌、Tf菌)
  • 試料:red complex 3菌種を保有しない「ヒトだ液」(夾雑物を想定)で段階希釈し、既知の菌量(cfu/チューブ)に調整。
  • 計測:QUON PerioによるリアルタイムPCRと、同講座の臨床研究を含む基礎研究で用いられている高精度なリアルタイムPCRシステム(装置:Rotor-Gene Q、QIAGEN社)によるリアルタイムPCRを実施。
  • 検量線:両システムにおける各濃度でのCt値を計測。各々検量線を作成し、相関係数を求め比較した。

結果

QUON Peiroの相関係数(R2値)は、高精度なリアルタイムPCRシステムと比較して同等の高値を示した。

簡易検査キット製品
Pg菌グラフ
Td菌グラフ
Tf菌グラフ
PCRシステム
Pg菌グラフ
Td菌グラフ
Tf菌グラフ

結論

QUON Perioの「簡易検査キット」ならびに「精密検査キット」が、red complexの3菌(Pg菌、Td菌、Tf菌)において精度高く計測できることがわかった。

 
よくあるご質問
FAQ
ピペット、フィルターチップについて
Q.ピペット本体や作業場所が汚れてしまったら?
A.消毒用エタノール等で清掃してください。
Q.フィルターチップの先端が、検体・試薬・測定チップ以外に触れてしまった場合は?
A.コンタミネーション(汚染)防止のため、新しいフィルターチップへ都度交換してください。
※一度でも検体や試薬に触れた状態のフィルターチップおよびピペットは、机等へは置かずに速やかにフィルターチップを汚染物として廃棄してください。
Q.ピペットへのフィルターチップ取り付けの力加減は?
A.マジックやペンのキャップ(フタ)を閉める際と同等もしくはそれ以上の力加減で、しっかりと真っ直ぐに取り付ける程度が目安です。
※ゆるすぎる場合は容量に影響しますが、きつめの場合はイジェクトボタンでの廃棄に力が必要となるものの容量に影響はありません。
Q.プッシュボタン操作のコツは?
A.吸引時も吐出時も「ゆっくり」とおこなってください。
※特に吸引時は、プッシュボタンから急に指を離すと液はね等が発生し、想定する液量を取り扱うことができなくなる場合があります。
※吐出時に操作が早い場合には、容器から中身が飛び出したり泡が発生する場合があります。
Q.フィルターチップ取り外しのコツは?
A.取り外し先の廃棄容器等へしっかりと狙いを定めてから、イジェクトボタンを押してフィルターチップを取り外します。
※イジェクトボタンが固くてフィルターチップを取り外しにくいと感じる場合はイジェクトボタンを押して両手で押してください。
※フィルターチップを手で取り外す(手で触れる)ことは避けてください。
Q.フィルターチップ内に泡が入ったら?
A.容器に吸引した中身を戻し、フィルターチップ新しいものに交換したうえで吸引からやりなおしてください。
※一度内部に泡が発生したフィルターチップから泡を取り除くことは非常に困難です。
※発生した泡がフィルターチップ内の上部(ピペット本体側)のみにある場合は、測定チップへの分注時に中身全量が出る直前まででプッシュボタンを止めて泡以外の中身だけを吐出することで測定が可能な場合があります。
 
試薬について
Q.冷凍庫からの解凍時間と方法は?
A.室温(20℃前後)静置にて5分程度で溶解します。
※一度溶解した試薬は、劣化が始まり検出感度低下等が発生しますので速やかにお使いください。
Q.試薬の液量が少ないように見える場合は?
A.試薬容器内の上部等に、凍結した試薬の一部が付着している場合があります。
ご使用時には、試薬容器のフタ側を持ち、遠心力で中身すべてを容器底へ振り落としてからご使用ください。
Q.試薬容器内に泡が発生してしまった場合は?
A.容器底へ中身を振り落としていただく操作を再度行ったうえでご使用ください。
※本試薬は粘性があり、一度発生した泡を取り除くことは困難です。
検体について
Q. 唾液の必要採取量を教えて下さい。
A.唾液採取量は0.5mL(500μL)程度を目安(右写真)に採取してください。
Q.採取時に検体に既に泡が発生している場合は?
A.採取容器内にある泡自体に問題はありません。
ただし、採取した検体をフィルターチップで吸引する際には、検体の泡がフィルターチップ内に入らないよう注意して吸引してください。
Q.検体が不均一に見える場合は?
A.泡立が発生しないよう注意しつつ、転倒混和によりなるべく均一な状態にしてからお使いください。
※容器のフタが完全に締まった状態で、ゆっくりと数回容器の上下を反転させてください。